車両を引き立てるには

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鉄道模型を買うと最初は床で小判型にレールを引いて走らせていますが、それでは物足りなくなり駅を買ったりポイントを付けたり、引き込み線を作ったりします。やがて車両も増えてきて建物などを購入する人も多いかもしれません。さらに、ジオラマを本格的に造ろうという考えに至る人は鉄道模型に対してよりリアルなイメージを再現したいと考えている人です。

ジオラマを作る時には場所の問題があります。学校の体育館ぐらいの広さがあれば縦横無尽にレールを敷き、思い描いた光景を再現することは難しくないでしょう。

ですが、現実的には6畳から8畳程度の部屋が舞台になりますのでどうしても場所的な限界があります。場所的な限界があると何らかの妥協をせざるを得なくなります。一つは車両を本物よりも短くすることです。
15両編成の寝台特急を8両で走らせる場合がこれに当たります。ですが、車両をリアルに走らせたい場合であればジオラマを大きくとるため、モジュール式にするしかありません。このように、リアルさを追求するならば矛盾しているようですが、その反面どこかで妥協をしなければなりませんので、最初にコンセプトを明確にすることが大事になります。

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